ルーマニア料理交流会 2025/11/16(日)



11月16日(日)ルーマニア料理交流会を石ヶ瀬会館にて開催しました
講師は、ルーマニア出身の ダナさん、ミミさん、そして一緒に有機栽培を行う 荒川さん の3名です。
ダナさんとミミさんは、10年前にロックバンド「BUCK-TICK」のコンサートで来日した際、日本をとても気に入り、帰国便をキャンセルしてそのまま移住を決めたという素敵なエピソードを持っています。
ルーマニアではパン職人や西洋料理シェフとして活躍し、犬猫の保護活動にも力を注いでいました。移住時には「一度きりの猫パスポート」で5匹の猫を連れて来日し、現在は日本で保護した猫も加え7匹と暮らしています。
現在は大府市在住ですが、東京のイタリア料理店でピザやデザートを担当しながら、料理教室も開催。日本でも調理師免許を取得し、将来はルーマニア料理のお店を開くことを目指しているそうです。大府で美味しいルーマニアのお料理が食べられるようになったら素敵ですね!
約20名が参加し、子どもたちが大活躍
当日は、ご家族や親子連れを含め 約20名が参加。
特に子どもたちが、パイを包んだり、クッキーにターキッシュデライトをくるんだり、玉ねぎを炒めたりと大活躍。会場は笑顔と美味しい香りでいっぱいになりました。
今回のメニュー



● ウェルカムドリンク
ハーブの花、有機シチリアレモン、砂糖で作られた爽やかなドリンクがふるまわれました。
● かぼちゃのクリームスープ
ローストした有機バターナッツかぼちゃや野菜を煮込み、滑らかに仕上げたスープ。講師が用意してくれた手作りクルトンを乗せていただきました。優しい甘さとコクが広がる一品でした。
● ターキッシュ・デライトクッキー
お酢を加えた生地でトルコ菓子を包んで焼いたクッキー。ほろっとした食感で甘さ控えめ。いくつでも食べられます。
● ザワークラウトパイ
発酵生地にザワークラウトと玉ねぎの具を包んで焼いたパイ。サクッと香ばしく、ほどよい酸味がアクセントになっています。
● ローストターキー
講師の方々が用意してくださった七面鳥の丸焼き。中にかりん、玉ねぎ、にんにくを詰めて焼き上げた、香り豊かな感謝祭メニュー。
ルーマニア文化への関心が深まるひととき
お料理だけでなく、ルーマニアと日本の発酵文化の共通点 についての紹介もあり、参加者は興味津々。
「ルーマニアの人はどの国に旅行に行くの?」「仲良しの国は?」「朝食の定番は?」などの質問が次々に寄せられ、和やかで温かな交流が広がりました。
プロの本格的な味を味わいながら、文化を知り、人とつながる、とても満足度の高い会となりました。
石ケ瀬会館のスタッフの方々、ダナ先生、ミミ先生、荒川先生、本当にありがとうございました!


